浜松修学舎中 バレーボール全国制覇
創部3年で全国制覇 男子バレーボール部
言葉を体現する?
先週、新校舎2棟の完成記念式典を校内で開いたばかりの浜松市中区の
浜松修学舎中・高ですが、浜松修学舎中の男子バレーボール部が、創部3年目にして
全日本中学校バレーボール選手権で初優勝を果たしたという記事を目にしました。
バレーボールは、そんなに詳しくありませんが、それでも創部たった3年で
全国制覇って凄くないですか?
静岡新聞の記事によりますと、ゼロからスタートした「1期生」を中心に、
多彩な攻撃パターンを武器にしたバレーが全国の強豪を苦しめたとあります。
チームを率いたのは創部から指揮を執る森貴明監督(64)。
かつて浜松市の公立中バレー部を全国大会へ何度も導いた名将だそうです。
この監督の指導力、バレーボールに対する慧眼も、素晴らしいのでしょう。
森監督は「時代の流れをつかみ、選手の特徴を見ること」と仰っています。
選手のタイプや力量により、学年ごとにチームのバレースタイルは変わるということの
ようです。
私が一番感心したのは、「言葉を積極的に体現できる」生徒が3年生に多いとのこと。
これって、監督のいう言葉(戦術)を、生徒が出来ちゃうってことですよね?
繰り返し、繰り返し、気の遠くなるような練習も何度もしたのでしょうが、
それでも中々出来るものではないと思います。
監督の指導力(言葉)がわかりやすいのか、生徒が凄いのか、、、
様々な連携プレーを吸収していき、「エースに(球を)集めることが多い他の強豪に
対し、修学舎はいろいろなコンビを使う。多くのパターンを持っていることが
(全国で)武器になった」と主将が話している通り、これが全国制覇の決め手に
なったようですね。
中・高をともに率いていた森監督は今大会後、両方の総監督を続けながら
高校の指導に軸足を置くことになるそうで、今の3年生は進学後、再び森監督と
日本一を目指すことになります。
6年間も一緒にやってたら、もっともっと進化するでしょうから、次のステージの
インターハイ制覇が楽しみです。