三方不動産株式会社
2022年09月26日
不動産コラム
20年後返済不要の新住宅ローンとは?
大和ハウス 残価設定型住宅ローンの紹介
これからの住まいの在り方は?
前回の不動産ブログで住宅のリースバックについての記事をあげましたが、今回は
それに付随して、大和ハウスさんから新しい住宅ローンが出たというニュースを
取り上げます。
どういうローンかを簡単に言いますと、戸建て住宅を20年以上保有してから売却すると
借入残高がゼロになるというものです。
これにより利用者は資産価値の目減りにより、売却しても残債が残るリスクを
避けられることが出来ることになります。
もう少し具体的に言いますと、利用者は20~25年後をめどに設定した時期を過ぎると、
1.住宅を手放してローンの借入残高をゼロにする
2.改めて長期のローンに借り換えて月々の返済額を抑える
3.住宅を購入した当初に契約したローンのまま返済を続ける
の選択肢があるそうです。
但しですよ。
このローンの対象になる物件かどうかは、大和ハウスと連携する移住・住みかえ
支援機構(JTI)が判断することになります。
JTIは借入額や立地などを勘案し、土地や建物の将来価値を算出し、この価値が低すぎる
物件は対象外となるそうです。
そしてローン利用者が手放す物件はJTIが買い、自前で賃貸したり大和ハウスに
売却したりします。
大和ハウスは入手した物件を、状態に応じてリノベーションして再販するという仕組みの
ようです。
詳しくは、大和ハウスさんのHPをご覧ください↓
https://www.daiwahouse.co.jp/about/release/house/20220915164458.html
詳しくはわかりませんが、木造住宅は、およそ20年も経てば建物の担保評価は
ほぼ0になりますので、土地の坪単価が高く、流通性のあるエリアの物件が
対象となるんでしょうか?
地方では、どうなんでしょうねー?
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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