三方不動産株式会社
2022年09月29日
不動産コラム
不動産広告 所要時間表示の改正
不動産広告の改正点について
不動産広告の表示が変わった点は?
今月9月1日から不動産広告の表示が一部改正されました。
不動産広告で使われている徒歩での所要時間は、
徒歩1分を距離80mで計算して表示しています。例えば駅から物件までの距離が
800mなら徒歩10分というように表示されます。
この点についての変更はありませんが、今までは、最も近い物件を起点とすれば
良いというルールでした。
しかし、それだと大規模な住宅分譲地の場合や大型マンションの場合などは、
最も近い物件から最も遠い物件までの距離がかなりあり所要時間もかなり
変わってしまいます。
そこで今回の改正では、最も近い住戸からの所要時間に加え、最も遠い住戸からの
表示もすることに改正されました。
物件地点だけではなく周辺の公共施設なども、「○○まで3分から6分」とか
「○○まで200mから450m」というような表示になりました。
ちなみに大規模マンションの場合は、その起点を「建物の出入り口」と明文化され
ました。(個別の部屋のドアではありません)
また駅の出入口の場合は、駅の改札口ではなく駅への出入口となります。
(地下鉄の場合は地上にある出入口となります。)
ほかにも、従来のルールでは、「乗り換えが必要な場合はその旨を明示」とだけだった
のですが、乗り換えや待ち時間を含んだ所要時間が計算されるようになります。
所要時間に乗り換え・待ち時間を含む(最寄りのA駅からC駅まで30分~33分)と
言った感じです。
もっと詳しくお知りになりたい方は、不動産公正取引協議会連合会のホームページを
ご覧ください↓
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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