三方不動産株式会社
2022年06月03日
ブログ
「二束三文」の由来は?
二束三文の意味と由来
三文って、いくら?
先日の友人との会話の中で、「昔、銀行が俺の持っている土地は二束三文にしかなら
ないと言われた」と未だに根に持って憤慨しておりました。
確かにその通りだとしても、二束三文とか言ってはダメですよねー。
まあそのくらい「二束三文」という言葉は、受ける側からすればショックな言葉なの
かも知れません。
この二束三文の意味は、、、
・数が多くても値段が非常に安い。利益なしで販売する際の喩え。
・非常に安く売る事。儲けがない売買。売り手側の儲けが少ない投げ売り状態。
由来は、、、
江戸時代の初期に売られていた『金剛草履』(わらやイグサを編んで作られた大型で
丈夫な履物)が、二足セットでわずか三文で売られていたことから、
大量に販売してももうけが出なかったことを受け、二束三文が誕生したという説が
有力です。
ただし、「三文」という言葉は「三文判」や「三文芝居」など安物や粗末な物の意味でも
使われており、「二束三文」の「三文」も実際にその金額で売られていたわけでなく、
安物を表していると考えられるため、「二足三文」で実際に売られていたかどうかは
怪しいという説もあるようです。
では、この三文は現代の価格でいうといくらぐらいかと言いますと、大体一文が
20~30円程度であったとされています。
ですから、3文は60円から90円くらいということになります。
二八蕎麦が江戸時代に16文という記録があるそうですので、400円とすると
1文が25円くらいかと思われます。
現代の100円ショップでも、2足セットでは売ってませんものねー(笑)
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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