三方不動産株式会社
2022年03月31日
不動産コラム
2022年 浜松市の公示価格
浜松市の公示価格の流れ
まだ、明るい兆しが見えず??
先週、地価公示価格が発表されました。
公示価格とは、国土交通省が毎年3月に公表するその年1月1日時点における全国の
標準地の土地価格を公示するもので、一般の土地取引や相続税評価・固定資産税評価の
目安として活用されるとともに、公共用地の取得、金融機関の担保評価、企業が
保有する土地の時価評価の基準・指標としても活用されます。
浜松市では、浜松市中区中央1-8-27の公示価格が、29万9000円(/㎡)
(坪当たり約98万8400円)と最も高く、静岡県内でも2番目の高さでした。
全体的には、ほぼ横ばいといった感じですね。
住宅地では、中区が0.2%、東区が0.4%、浜北区が0.3%の上昇。
西区は、1.6%、南区は0.1%、北区1%、天竜区2.4%の下落。
ここ近年の流れとしては同様でしたが、南区の0.1%の下落というのは、
舞阪竜洋線より北側で取引が活発だったために下落率が縮小したと見られています。
最近の浜松市の不動産市場(売買)は、コロナ疲れ?とロシアのウクライナ侵攻など
の先行き不安感、住宅設備品や木材の品不足などから、なんとなく消費者マインドが
停滞しているような印象を受けます。
このあたりの問題が解決して、明るい展望が見えてくれば取引も活発化してくる
ものと期待しています。
逆に不動産投資に関しましては、相場格言でもある「人の行く裏に道あり花の山」の
言葉通り、仕込むにはチャンスかも知れませんよ。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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