10年間の間取りの変化とは?
10年前の住宅と比べて変化したこととは?
玄関の洗面所は、どうなった?
株式会社アキュラホーム住生活研究所は、2009年から2021年にアキュラホームで
建築した住宅について、全国から100棟/年を抽出し、10年間の住宅の間取りの傾向を
調査いたしました。(住宅傾向調査2021)
今回は、その記事の中から抜粋してご紹介します。
大きな変化としましては、、
・シューズクローゼットを設置する住宅が増えたこと
・和室・畳コーナーが減少 (10年間で平均6.5帖から4.2帖へ減少)
・バルコニー面積の減少
などが挙げられています。
このうちシューズクローゼットについては、10年前と比べて倍以上の増加と
なっています。
”ライフスタイルの多様化やコロナ禍によるアウトドアスポーツの流行によって、
ゴルフ、スキー、スノーボードや自転車などのアウトドア用品、バーベキュー用品、
子供の遊び道具(野球、サッカー、テニス、三輪車)などを収納可能な
シューズクローゼットの需要が高まったと考えられます。”と分析しています。
私が最も注目したのは、、
コロナ禍で人気だった「玄関入ってすぐ洗面スペース」の間取りが、2020年に
一時的に増加していますが、翌年の2021年からは減少する傾向が見られたことです。
その代わりに、「玄関から他の居室を通ることなく、直接洗面所に行くことができる
動線」の採用が増加していることから、同研究所では「洗面台を2つ設置するよりも、
間取りの工夫によってコロナ禍に対応する住宅が増加している」ということです。
これは、コスト的に見てもよくわかりますねー。
そして、その洗面所の面積も増加しています。
”洗面所で洗濯から乾燥までを完結させることや、収納を充実させることで家事が
効率化できる間取りに変化している傾向が見られました。
またバルコニーの面積を同様に比較すると面積は19%減少。
バルコニーがない間取りの大半には室内干しスペースが設けられており、
外に干さず、室内に干す需要が増加しています。"
そうそう我が家も今では、ほとんどが室内干しと乾燥機になりました。
ただ、元々そのような設計になっていなかったため、私の部屋の一部が
物干し場に変わりましたけどねー。(笑)
アキュラホーム住生活研究所のページはこちらです↓
https://www.aqura.co.jp/newsrelease/220210/