花粉症って、いつから急増したの?
日本において花粉症は、いつ頃から増えだしたのか?
なぜ花粉症が増えたのか?
花粉症の方々には、大変憂鬱な季節になってきたことと思います。
幸いというかバカなのかわかりませんが、私は花粉症というものになったことが
ありませんので、本当の辛さは多分わかりません。(汗)
考えてみれば私が子供の頃は、周りで花粉症の人を見た記憶がありません。
田舎ですので、杉やヒノキなどが至る所にあるような地域にも拘わらず、そういう人は
全く見かけたことがありませんでした。
そこで、今回はいったいいつ頃から日本ではこのように花粉症が騒がれるように
なったのかを調べてみました。
いくつかのサイトで調べてみますと、一番説得力がありそうだったのが、
花粉症について取り上げた新聞記事の件数でした。
昭和45年頃(1970年)から花粉症についての記事が出始めたようです。
それでも年間に数件程度で、それもスギではなくブタクサの被害を伝えるものでした。
(ブタクサ:キク科の植物でヨモギに似た形状のもの)
これが1980年代中頃から徐々に増えだし、平成に入ると、「花粉症」に悩む人が
増えたせいか、年間40~50件の記事となり、その後、100件を超えるようになります。
2005年には年間350件以上の記事が出ています。
つまり花粉症が世間で広まってきたのは、平成になる前あたりからと言えそうです。
私の記憶違いではなく、やはり昔は花粉症はなかったのですね?
花粉症(アレルギー)の原因としては、いろいろなサイトを見てみますと大体以下の
ようなことが言われていました。
・食生活の変化から(肉食が増えたから)
・大気汚染物質の増加から(自動車の排気ガスやゴミ焼却炉などから出る炭素物質、
金属の微粒子、黄砂、PM2.5など)
・価格の安い海外産木材を輸入したため国内の杉が増えたから
・清潔志向の行き過ぎ
どれも読むと「なるほど!」と思ってしまいますが、素人の私にはどれが正解なのか
全くわかりませんでした。(笑)