飲食店の隠語 あれこれ
飲食店の隠語(業界用語?)をご紹介します。
「お愛想」とお客が言うのは間違ってる?
飲食店で仕事やアルバイトをした方なら、ご存知の人も多いと思いますが、
いろいろな隠語があるものです。
隠語とは、 仲間や専門家内で通じる言葉や言い回しのことです。
営業中、お客様に聞かれたくないことを話す時や、忙しい時に言葉を省略して
使われることが多いようです。
今回は、一般のお客さんが知らない飲食店の隠語をご紹介したいと思います。
お店によってもそれぞれ違うと思いますが、、、
オジュー・グジュー・トマジュー(オレンジジュース・グレープフルーツジュース・
トマトジュースのことです。)
トイレに行くときは、「〇番行ってきます!」この〇番というのは、普段使われていない
テーブル番号が多いようです。(例えば4番など)
山
品切れの意味。
寿司屋で海のものを扱うことから、逆の山という言葉が由来になったと言われています
『Aランチこれで、山ね~』って会話が聞こえてきたら、そのオーダーで品切れという
意味。
川
今日のおすすめだそうです。
太郎さん・花子さん・五木さん・Gなど
ゴキブリのこと
アニキと弟
アニキとは『先に出すもの』を意味します。
『古い食材』ということになります。そして、『アニキ』に対して『弟』は新しい方を
意味します。
最後にお会計の時に使う「お愛想」という言葉
「お愛想」という言い方は、遊郭のお会計に由来しているという説があるそうです。
「お楽しみのところ、お愛想尽かしでございますが」と、店の番頭などが勘定書きを
客に差し出していたのを寿司屋の旦那衆が、隠語として採用したということです。
だから反対に客側が「お愛想」と言ってしまうと、「このお店に愛想が尽きたから、
もう来ない」の意味合いになってしまうことになるのだとか、、。
私も時々使っていましたが、これから気をつけます。