三方不動産株式会社
2022年02月02日
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「義を見て為さざるは勇無きなり」の原文は?
「義を見て為さざるは勇無きなり」の原文と現代訳
ちょっと、イメージが違う?
「義を見てせざるは勇無きなり」または「義を見て為さざるは勇無きなり」と言われる
言葉がありますよね?
「義を見てせざるは勇無きなり」とは、人として行動するべきだという場面に出くわした
ときに、自分の利益などを考えて行動を起こさないのは、勇気があるとは言えないと
いう意味の故事成語です。
先日、この言葉の原文を知ってちょっと驚きましたのでここに、ご紹介します。
これは、孔子の論語の中に出てくることばですが、原文は、、
子曰、「非其鬼而祭之、諂也。見義不為、無勇也」
子曰し (いわく)、其(その)鬼に非(あらず)して之(これ)を祭(まつる)は
諂(へつらい)なり。義を見て為さざるは勇無なきなり。
≪現代語訳≫
子曰く
「自分の家の仏でもないものを祭るのは、ご利益目当てのへつらいに違いない。
当然手を出すべき時にひっこんでいるのは卑怯者だ」
出典:論語~人望を得て人生を豊かに生きるための言葉~
さらにわかりやすくすると、、、
”孔子先生はおっしゃった。
仏壇でも神棚でもないのに、それをあがめたりするのは嫌らしいへつらいだ。
正しいと思ったことを行わないのは、卑怯者だ。”
といった意味になるとのことですが、、、
ちょっと「あれ?」ってなりません? 特に前半部分に、、。
昔の時代劇のドラマなどで武士が
「義を見てせざるは勇無きなり」って叫んで戦いに挑んでいったようなイメージが
私にはあるのですが、原文とは、ちょっとニュアンスが違いませんか?
なんと言いましょうか?何となく肩透かしを食ったような感じを受けるのは
私だけでしょうか?(笑)
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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