「歌舞伎揚」の謎?
なぜ歌舞伎揚の中に四角や丸があるのか?そして、なぜその数は一定ではないのか?
歌舞伎揚の名前の由来について
なんと1枚1枚に、家紋が?
私の好物のひとつに天乃屋さんの「歌舞伎揚」があります。
昨夜も、ひとりバリバリと食べていましたら、ふと疑問が湧きました。
大体11枚入りの歌舞伎揚を買ってくるのですが、その11枚の中に丸い歌舞伎揚と
四角い歌舞伎揚があります。(ほとんどが丸い歌舞伎揚ですが、、)
これ自体はいいのですが、この四角と丸の割合が”パックによって異なっている”ことに
気が付いてしまったのです!
「これは私のように長年に渡って歌舞伎揚を食べ続けている者しか気付けないのでは
ないか!」とさも大発見をしたかのように興奮して来てしまいました。(バカです)
「なぜパックごとに丸と四角の数の割合が違うのだろう?」
調べてみました!
そして、、、天乃屋さんのホームページを見たら、あっさり答えが判明しました。
”Q「歌舞伎揚」に丸い形と四角い形があるのはなぜですか?
A 「歌舞伎揚」の形は歌舞伎役者の家紋をイメージしており、家紋には丸い形と
四角い形があるためです。
なお、おせんべいの型は丸型の方が多く、これを無作為に包装しているため、
商品内に四角い歌舞伎揚が一枚も入っていないこともあります。”
なんか意気込んでいただけに、この回答にいささか拍子抜けしました。(笑)
ついでに「歌舞伎揚」の名前の由来についても書かれていましたので引用します。
”歌舞伎といえば日本の伝統的な古典演劇であり、その昔日本で『芝居』といえば
『歌舞伎』のことでした。
17世紀の初め頃から、歌舞伎踊りが町民層の人気を集めて発達し、次第に演劇的な
完成度を高めていきました。
そして、せんべいは我々の食生活に潤いをそえている幾多の菓子類の中でも日本独特の
菓子であり、古くから皆様に親しまれてきました。
そこで弊社では、この両方の伝統文化を伝えようと、せんべいの包装袋に歌舞伎で
使用されております定式幕[緞帳](萌葱・柿・黒の三色で構成されている一番代表的な幕)
模様を取入れ、せんべいの一枚一枚にも歌舞伎の家紋をデザインしたものを刻印し
『歌舞伎揚』と命名致しました。”
ということだそうです。
これを読んで、歌舞伎揚愛好者であるはずの私が、せんべい1枚1枚に家紋の
刻印があることを初めて知りました!
食べることに夢中になるあまり、私は、この刻印に全く気が付いていませんでした。
まだまだ未熟者でございました!すみません!
天乃屋さんのホームページはこちらです。(刻印をご確認ください)