年をとると涙もろくなるのは、なぜ?
年齢とともに涙腺が弱くなる理由とは?
涙もろくなるのは、共感力が高まったから?
最近、なんだか涙もろくなって来たように思えてなりません。
映画を観たり小説などを読んだり、特に動物ものや高校野球などを観ると
感動してしまい、もうダメです。
子供の頃から「男子たるもの人前で涙など見せるな!」という教育で育った世代ですので
女房、子供の前で泣くことはありませんが、1人の時だと我慢できません。
そこで、「年をとると、涙もろくなるのはなぜか?」ということについて調べて
みました。
ネットには、こういう質問にも答えてくれるサイトがいくつもあるんですねー。
ホント感心します。
では、その理由として考えられるのは、、、
”歳をとると人生経験が豊富になるため、年を経ることで「共感力」が高まる。
人の苦労話を聞いても、若い時は実際に同じようなことを経験していないので
ピンと来なかったことが、歳をとって聞くと、「自分もこんなことがあったな」とか
「自分も苦労したのでよくわかる」と感じて泣いてしまう”
という励まされる意見もありました。
しかし、圧倒的に多かった理由は、「老化が原因」というものでした!やっぱりか、、
「歳をとって感受性が豊かになった」とか「感情移入しやすくなった」と考えるのは
間違いで、年をとると、感情抑制を担う前頭葉の機能が低下するからだそうです。
われわれは、大脳皮質、とりわけ前頭葉を中心とする大脳皮質で感情にブレーキを
かけているのだそうです。
「かわいそうだけど、涙をこらえよう」とか「腹が立つけどここは我慢しよう」と
いった時には、この大脳皮質が活躍して感情にブレーキをかけています。
つまり、涙もろくなったのは、この部位が担っている感情の抑制機能が「老化」に
よって低下したからだということです。
よく「暴走老人」が増えたというニュースを聞きますが、涙もろくなったのと
原因は同じことということになりますね?
涙もろくなるのは許してもらっても、怒り狂う「暴走老人」にだけはならないように
気を付けたいものですね。(笑)