実は日本生まれではなかった食べ物
日本発祥ではなかった食べ物は?
寿司の起源は?
先週のブログで「実は日本生まれだった食べ物」という記事を載せました。
それなら、逆に「日本生まれではなかった食べ物」も調べてみようと思いました。
よく知られているところでは、ラーメンやカレーライスですが、それ以外にも
「えっ」と思うようなものを挙げてみます。
寿司
寿司の原点といわれているのは、魚を塩とご飯で乳酸発酵させた「なれずし」という
食品です。
このルーツは東南アジアの山間部といわれておりまして、元々は川魚を保存するために
考案された保存食だったそうです。
やがてこれが、中国に伝わります。中国では「鮨」とか「鮓」という漢字の名前が、
つけられました。それが日本にも伝わり、日本独自のアレンジを加えて出来たのが
現代の寿司ということです。
ポン酢
ポン酢は外来語の「ポンス」が転訛し、さらに「酢」の漢字を充てた言葉だそうです。
もともと「ポンス」はオランダ語の "pons" に由来しており、これは蒸留酒に柑橘類の
果汁や砂糖、スパイスを混ぜたカクテルの一種「ポンチ・パンチ」のことだった
そうです。
ハンバーグ
ハンブルグで食べられていたタルタルステーキがアメリカに渡り、ハンバーグステー
(ハンブルグ風ステーキ)と呼ばれるようになり、日本のハンバーグの原型となった
そうです。
とんがりコーン
1978年の登場以来、指にはめて食べるキッズが続出し、現在でも人気があるハウス食品
のお菓子「とんがりコーン」
実はこのお菓子は、当時のハウス食品がアメリカの大手食品会社「ゼネラルミルズ」と
技術提携した際、同社の代表的なお菓子のひとつ「Bugles」の技術を取り入れて
作られたものなんだそうです。
日本発祥の食べ物ではないと言っても、これらは日本に入ってきてから
日本人得意のアレンジを加えて作り出した日本の文化と言えるかも知れませんね?