字の上手い人、下手な人
綺麗な字が書ける人、下手な人のイメージは?
天才と秀才の文字の差は?
「頭のいい子は字が汚い」 その意味とは?
「綺麗な字が書ける人にどのようなイメージを持ちますか?」というアンケート調査で
男性なら、賢い、知的、好感が持てる、丁寧、仕事ができる
女性なら、上品、好感が持てる、賢い、知的、丁寧
上位から順にこのような回答があったそうです。
さらに、こんな調査結果もあります。
手書きの自己PR文章を読んだ後に、「文字の美しさによって、顔写真の評価が
どのように変わるか?」を調べたものです。
美しい文字をかける人は、より魅力的だと判断され、よりカッコよく、より可愛いと
判断されることがわかりました。
一緒に遊びたい、頭が良さそう、学歴が良さそうなどポジティブな意見が
集まりやすいことが示されました。
一方、字が下手な人にも朗報です。下手な方が良いこともあります。
親しみやすさや誠実性は、字の下手な人の方が高く評価される傾向がありました。(笑)
やっぱり、下手くそな字より、美しい字を書ける方が得なのでしょうか?
今回調べていて、私が一番「なるほど!」と思ったのは、2021年1月28日の
「ダ・ヴィンチニュース」の記事です。
一部を抜粋しますと、、。
「勉強の出来る子には2種類いる。粒ぞろいの綺麗な字を書く秀才と、本人にしか
(本人にも)読めない謎の象形文字を書く天才の2種類が」
あの林修先生も、「東大合格者トップ層は字が汚く、2番手グループは字が綺麗」
と仰っているそうです。
どういうことかと言いますと、、
「字の綺麗な秀才タイプは、お手本をまねて紙上の空間のバランスを取りながら字を
書くことができる。つまり『規範意識が強く、周りの秩序を重んじる』性格傾向があり
かつノートや答案を見る者への強いプレゼン意識がある」
その一方、
「いわゆる悪筆で、もじょもじょと謎の線を書きつける天才タイプは、
溢れるアイデアに手や言葉が追いついていかない傾向がある。そもそもノート自体が、
のちに人が見るための記録ではなく紙上で書きながらリアルタイムに思考するための
ツール。
つまり勉強は他人のためでなく、あくまでも自分のため。考えること自体が楽しいと
いう脳の持ち主で、その延長上で勉強ができてしまう」
そして、確かに字が綺麗なほうが採点者の印象はいいのだけれど、本質的な
勉強のできるできないに字の綺麗さは全く関係ない、さらに言うなら
「こんな考え方もあったのか!」と採点者が驚かされるような冴えた輝きを見せる
生徒の字は大抵ヘタクソというものでした。
そのダ・ヴィンチニュースの記事はこちらです↓
https://ddnavi.com/news/318047/a/
昔聞いたことのある「頭のいい子ほど、字が汚い」という本当の意味は、
こういうことだったのかと妙に納得しました。
しかし、天才でもなんでもなく、「ただ字がヘタクソ」というだけの私は、
なんなんでしょ?(笑)