三方不動産株式会社
2021年06月19日
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日本初のパスポートは?
日本で初めてのパスポートは誰に発給されたのか?
パスポートの歴史
パスポート第1号は、曲芸師!
今や、日本国民の約4人に1人は持っているというパスポート。
今日は、そのパスポートについてのお話です。
パスポートの起源ですが、ローマ帝国時代には既に形式が出来ており、
『この旅行者に危害を加える者は、ローマ皇帝に宣戦布告したものと看做す』の一文
が記入されていたそうです。
さらに古くは、紀元前14世紀のアマルナ文書に、ミタンニ王国がエジプトに派遣した
使者の迅速かつ安全な通過をカナン諸国の諸王に求める内容の、円筒印章の押された
外交・公用旅券に相当する粘土板書簡が発見されています。
さて日本では、1866年(慶応2年)、江戸幕府が海外渡航の禁制を解き、
『海外行き許可の認証に関する布告』を出して海外渡航文書の発給事務を開始し、
この年の10月17日に外務省で保管する最古の旅券(パスポート)が発券されました。
日本の外務省によれば、最初に日本でパスポートを手にした第1号は、
隅田川浪五郎(すみだがわ・なみごろう)という人だそうです。
なんと、この方は曲芸師で、パリ万博に参加する総勢18名の曲芸団「日本帝国一座」
の一員だったそうです。
当時は写真が普及していなかったので、文字で人相などの特徴を記載していました。
当時の旅券は賞状のような形状で、年齢や身長のほか、目、鼻、口……といった項目に
その人の特徴などが記載されていたようです。
身長:高き方 眼:小さい方 鼻:高き方などと書かれていたようです。
この当時、パスポートは「旅券」という呼び名ではなく、印章、免状、旅切手など、
別の言葉で呼ばれていました。
早く以前のように、好きな国へ行けるようになるといいですねー。
あっ、私のパスポートは、もう期限切れでした。(笑)
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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