なぜ「三ヶ日」というようになったのか?
「三ヶ日」地名の由来について
「三ヶ日」に諸説あり
「三ヶ日」
浜松近郊の方はみなさんご存知ですが、それ以外の地域の方からすれば、
これを「みっかび」とはなかなか読めないのではないでしょうか?
「さんがにち?」とも読めますからね「みけび?」とはさすがに読まないでしょ?(笑)
今日は、ちょっと変わったこの地名の由来を調べてみました。
三ヶ日の由来には、諸説あるようです。
「毎月3日にこの地で市が開かれた」
「正月三日に祭礼が行われた」
「三ヶ日堂があった」
「三日池に由来する」などです。
「浜松これが日本一」の浜松大好き検定では、「三日池に由来する」という説を
取っているようです。
この三ケ日池というのは、浜名惣社神明宮近くにあります。
今でこそ小さな池ですが、昔は清水を湛え魚が泳ぎまわっていた池だそうです。
当時、この辺りに住んでいた長者がその魚たちを捕まえようと思い立ち、
その漁法というのが人を雇い池の水をすべて汲み出し魚を捕るというものでした。
さて、人を雇って水を汲み出させても、池は滾々と水を湛え一向に水が減る様子が
ありません。ついには三日たっても池の水を汲み干すことができませんでした。
そんな出来事から、その長者を三日長者、この辺りを三ヶ日村と呼ぶようになったと
いうことです。
ちなみにウィキぺディアによれば、
”「みっかび」は昔から「三ヶ日」と表記され、1922年の町制施行でも「三ヶ日町」
となったが、1955年に隣村との合併に際して国が合併後の町名を「三ケ日町」と告示
したため、行政上は「三ケ日」となった。
しかし、住民・地理書は依然として「三ヶ日」を使っていた。
2005年に浜松市に合併したのち、改めて「三ケ日」を「三ヶ日」と改める議案が
市議会で可決され、2007年3月3日に正式に変更になって、全て「三ヶ日」で
統一された。”
とあります。ケが大きいか小さいかの違いもあったのですね?
やっぱり、三ヶ日といえば「三ヶ日みかん」ですかねー。