三方不動産株式会社
2021年05月08日
ブログ
山椒についてのあれこれ
山椒の効能や使われ方について
「山椒は小粒でもぴりりと辛い」
うなぎの蒲焼きと言えば、山椒はつきものです。
今回は、この山椒についていろいろ調べてみました。
山椒とは、東アジアと日本が原産とされ、ミカン科の落葉低木植物です。
別名をハジカミとも言います。
縄文時代の遺跡からは山椒の化石が出ていることからも、山椒は有史以前から
使われていたようです。
肉や魚など私たちの祖先は塩と山椒だけで調味していました。
室町時代に書かれた「大草家料理書」には、山椒粉をふりかける「うなぎの蒲焼」の
料理が紹介されており、すでに今日のような使われ方をしています。
山椒の効能には、、
山椒に含まれる辛み成分であるサンショールには、食欲増進と基礎代謝上昇の効果が
あります。
山椒の香り成分であるシトロネラールには脳の働きを活性化させて、集中力アップや
疲労、落ち込みなどにも効果があるといいます。
中国でも古代より漢方薬として利用されていましたが、おもしろい使われ方として、
前漢時代には、壁の中に山椒の実を塗り込み優雅な芳香漂わせたそうです。
これをまねて貴族が庭に山椒を敷きつめたり、豪商も土塀に塗り込むなど、当時山椒は
権力の象徴として扱われていました。
もちろん、料理の香りや辛みつけに使われたり、山椒はその刺激的な辛みや香りで
肉や魚などの料理の臭みを消す効果もあります。
また、山椒は油分の多い料理で薬味として使うことで、油っぽさを抑えさっぱりとした
味わいになります。
だから、うなぎの蒲焼きには合うのですね?
このように日本の古代から使われている山椒は、日本を代表するハーブと
言えるかもしれません。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
不動産の売却や土地活用でお悩みの方は、ぜひ一度お問い合わせください!
また、不動産を購入しようかどうか迷っている方、
ポータルサイトや他社サイトでも気になる物件がございましたら、お気軽に
ご相談ください。