三方不動産株式会社
2021年03月16日
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「遠江」の由来
遠江(とおとうみ)の由来
遠江(とおとうみ)の由来は、シンプルでした
その昔、このあたりは「遠江国」と呼ばれていたそうです。
現在では、静岡県の西部地方を指します。遠州とも呼びますね。
この「遠江」という言い方ですが、由来を調べてみますと「近江」と対なんです。
この遠江ですが、古くは「遠淡海(とほつあはうみ)」と表記されていました。
「遠淡海」とは都(当時の奈良)から見て遠くにある淡水湖という意味であり、
近江国の「近淡海(ちかつあはうみ)」の琵琶湖と対比されました。
(この「遠淡海」に関しては、一般的に浜名湖を指すとされますが、
国府のあった磐田郡の磐田湖(大之浦)を指すとする説もあるそうです。)
つまり、都から近いほうの海が「近江」遠いほうの海で「遠江」という意味なんですね。
ちなみに明治維新を迎え、廃藩置県が行われると、近江国は大津県と長浜県になって、
さらに大津県が滋賀県に、長浜県が犬上県にそれぞれ改称され、さらにさらに
両県が合併して滋賀県となります。
遠江国のほうは浜松県となって、さらに静岡県(旧駿河国)や足柄県の一部
(旧伊豆国)と合併していまの静岡県になります。
ついでに「遠江」という名字の人も調べてみました。
読みは、「とおとうみ」「とおのえ」「とおえ」「とうえ」「とうのえ」「とおとみ」
などの呼び方だそうです。
やはり、静岡県、長野県、群馬県に多いようですよ。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
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