三方不動産株式会社
2021年02月26日
ブログ
「馬の骨」の語源は?
馬の骨の意味と語源は?
役に立たない余計なもの?
「馬の骨」という言葉を聞くと、多くの人がイメージするのは、
昔のホームドラマによく出て来た
「お嬢さんをください」「おまえのようなどこの馬の骨ともわからん奴に娘はやらん!」
というようなシーンではないでしょうか?
今回は、その「馬の骨」について調べてみました。
「どこの馬の骨」とは、素性がわからない人や身元がよくわからない人を
あざける言葉で、出身地や人柄、育った環境、職業などがわからない人に対して
使いますね?
もともと「馬の骨」とは中国で役に立たないものという意味で使われていた
「一に鶏肋(けいろく)二に馬骨(ばこつ)」という言葉から来ているのだそうです。
鶏肋とは、鶏のあばら骨のことで小さすぎて役に立たないものを意味し、
馬骨は反対に大きすぎて役に立たないものを意味しています。
さらに馬骨は、大きすぎて役に立たないだけではなく、処分にも困るため
「役に立たない余計なもの」「誰にも必要とされない厄介者」という意味になったそう
です。
また「骨」には「人柄」という意味もあり、誰にも必要とされない厄介者から
いつの間にか「身元がよくわからない人」という意味で使われるように
なったということです。
最近では、日常会話の中で「馬の骨」という単語を使うことも少なくなりました。
このままでは、正に「誰からも必要とされないもの」になってしまわないか
心配です。
この記事を書いた人
澤木 規行
![澤木 規行](https://mikata-f.com/img/staff/fvtthlov7c.jpg)
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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