昭和35年の物の値段は?
約60年前と比べた物の値段について
現在と比べて高い?安い?
いつものようにブログネタを探していたところ、しらかわただひこさんという方の
ホームページ「コインの散歩道」を発見しました。
今回はその中の「明治~平成 値段史」というページを参考にさせて頂きます。
明治時代から現在までの物の値段が記されていますが、わかりやすく昭和35年と
現代を比べてみることにします。
昭和35年といいますと、高度経済成長期(1955年~1973年)に入って
5年目あたりの時代です。
まずその頃の日本の人口は、9342万人です。(令和元年の人口が1億2600万人
くらいです。)
ついでにその時の平均寿命は、男65.3歳、女70.2歳です。
令和元年の平均寿命は、男81.4歳、女87.5歳ですから、医学の進歩や
食事などによってずいぶんと寿命も延びましたねー。
では、昭和35年と現在とをいろいろ比べてみましょう。
昭和35年 令和2年
給与所得者の
年収 30万円 436万円
大卒初任給 1.3万円 21万円
白米10㎏ 987円 4590円
たまご1個 14円 22円
ビール(大瓶1本) 125円 200円
コーヒー 60円 500円
ガソリン1ℓ 51円 144円
テレビ 5万円(白黒16型) 4.8万円(カラー32V型)
冷蔵庫 5.2万円(95ℓ) 18万円(401ℓ)
少年サンデー 40円 320円
昭和35年と現在では、1円の価値が約10倍くらいになっているものとして
見ると、なんとなく当時の給与と比べて高いのか安いのかがわかります。
最後に不動産業者として、銀座の土地の坪あたりの実勢価格を比べて見ると
昭和35年ですでに坪360万円してたんですね?(10倍として3600万円?)
まあ、現在では、坪あたり1.6億円くらいですから、いかに不動産価格が
他の物に比べて高騰したかわかります。