団体信用生命保険とは?
団体信用生命保険とは?
団体信用生命保険の種類は?
いろいろな団体信用生命保険もあります
団体信用生命保険とは、住宅ローンの契約者が返済中に亡くなってしまったり、
高度障害状態になってしまったりしたときに、ローンの残額を肩代わりしてもらえる
住宅ローン専用の保険のことです。
ローン契約者に万が一のことが起こっても、残された家族が住宅ローンの返済で
経済的に困らないようにするための生命保険の一種だと言えます。
オンライン住宅ローンサービスを運用するMFSが生命保険について調査を実施しました。
住宅ローン利用者に対して、「住宅ローンに団体信用生命保険が付帯していることを
知っているか」聞くと、知っていて当然であってほしいところ、「知らない」が
26.1%もいたそうです。
団体信用生命保険で代表的なものは、通常の団体信用生命保険、三大疾病保障付団体
信用生命保険、八大疾病保障付団体信用生命保険などが挙げられます。
●通常の団体信用生命保険
通常の団体信用生命保険は、ローン契約者が「死亡・高度障害状態」になったときに
残された住宅ローンが完済される仕組みです。
基本的に死亡・高度障害状態に備える通常の団信保険は無料で、その場合は保険料とし
金利が上乗せされるようなことはありません。
●三大疾病特約付団体信用生命保険
三大疾病特約付団信信用生命保険は、ローン契約者が死亡・高度障害状態になったとき
加えて、「三大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)で所定の状態」になったときにも
残された住宅ローンが完済される仕組みです。
金融機関によっても違いはありますが、金利の上乗せがあります。
注意したいのは、支払い条件の三大疾病それぞれで「所定の状態」が異なる点でしょう
商品によっても違いがあるので、その点はあらかじめしっかり確認しておきましょう。
●八大疾病特約付団体信用生命保険
八大疾病特約付団体信用生命保険は、ローン契約者が死亡・高度障害状態になったとき
加えて、「八大疾病で所定の状態」になったときにも、残された住宅ローンが完済
される仕組みです。
「八大疾病」という病気の括りはあまり聞きなれないかもしれませんが、
三大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)と五疾患(糖尿病、高血圧性疾患、肝硬変、
慢性膵炎、慢性腎臓病)を指しています。
こちらも金利の上乗せや「所定の状態」異なります。
それぞれの生命保険に関しては、商品や金融機関によって違いがありますので
加入前にしっかりチェックしてみましょう。