次世代新幹線 ALFA-X
時速360キロ ALFA-Xとは?
走れ超特急!
北海道新幹線の札幌延伸に向けて、JR東日本が開発を進めている次世代新幹線の
試験車両「ALFA-X」の走行試験が10月27日夜、東北新幹線の線路で、初めて報道陣
を乗せて行われ、最高速度を、一時、時速380キロまで上げて走行する様子が
公開されました。
ALFA-Xとは令和元年5月に登場した東日本旅客鉄道(JR東日本)の新幹線用高速運転
試験電車です。
愛称は「ALFA-X」(アルファエックス)で、
『Advanced Labs for Frontline Activity in rail eXperimentation』
(鉄道実験における最先端の活動を行うための先進的な試験室)の頭文字を
とってALFA-Xだそうです。
「ALFA-X」は空気抵抗を小さくするため先端部分が従来の新幹線より長いのが特徴で、
車両の振動を抑える新型のサスペンションやブレーキシステムが装備されています。
走行試験は仙台駅と盛岡駅の間で行われましたが、岩手県の一ノ関駅の手前で、
時速は、現在の新幹線の最高時速である320キロを上回る、380キロに達しました。
走行中、車内に大きな振動はなく、テーブルに置いたペットボトルも左右に大きく動く
ことはありませんでした。
次世代新幹線の開発を進めるJR東日本は、最高時速360キロでの営業運転を目指して
いて、2030年度に予定されている北海道新幹線の札幌延伸の際、東京・札幌間の時間
の短縮をはかるねらいがあります。
私が子供の頃、歌っていた「走れ超特急」の歌詞は、
ビュワーン ビュワーン 走る
青いひかりの 超特急(ちょうとっきゅう)
時速250(にひゃくごじゅっ)キロ
すべるようだな 走る
ビュワーン ビュワーン
ビュワーン 走る
このビュワーンっていう響きがその当時の新幹線のイメージにピッタリでした。
250キロからもう400キロも目の前の時代がやって来ました。
そうなるとビュワーンじゃなく、なんていうんでしょうか?(笑)