なぜ「親知らず」というの?
親知らずの語源は?
昔の日本人の平均寿命に関係している?
今回は、車のワイパーに続いて、私が昔から不思議に思っていた事シリーズ(?)
です。(笑)
みなさんは「親知らず」って呼ばれている歯について、「なんで親知らず?」って
言われるのか疑問に思ったことはありませんか?
親知らずとは10代後半から20代前半に生え始める一番奥にある上下の歯です。
今回は、その親知らずの語源について調べてみました。
いろいろなサイトを検索してみると、さすがに歯医者さんのホームページで解説して
いるものが多いですねー。
しかも、由来がサイトによって違っていたりしています。
私が検索した親知らずについて教えてくれているサイトの中で、一番わかりやすかった
仙台市の「おろしまち歯科医院」のホームページを参考にさせて頂きます。
以下、おろしまち歯科医院の臼井 真言院長の記事からの抜粋です。
★昔の日本人の平均寿命に関係している説
昔の人間の平均寿命はどれくらいだったと思いますか?
だいたい50歳程度だったそうです。短いですね・・。先ほども説明したように
親知らずが生えてくる年齢は10代後半から20代前半にかけてなので、
その頃には親が亡くなっていることが多く、「親が知ることなく生える歯」である事が
由来・語源となって「親知らず」と呼ばれるようになったそうです。
★生え変わりなしにいきなり生えるから説
通常の歯は乳歯が抜けて生え変わって永久歯が生えるのに対して、親知らずは生え変わ
ことなくいきなり生えることが由来・語源となっている・・という説もあるようです。
そうすると第一大臼歯・第二大臼歯も親知らず・・
★親が知らないから説
小さいときはお母さんやお父さんに仕上げ磨きや乳歯が抜けたとか虫歯ができたとか・
口の中を見てもらう機会が多いですよね?でも親知らずが生えてくる年齢だと・・
さすがにそれはなくなってくるでしょう。
なので「親が子供の歯をチェックしないような年齢になってから生えてくる歯」
なので「親が歯が生えてきたことすら知らない」で「親知らず」という説もあります。
★英語説
親知らずは英語で「wisdom tooth」と言います。
wisdom=知恵、tooth=歯ですので、「知恵がついてきた頃に生える歯」という意味
あるそうです。
日本語で親知らずの別称は「智歯」と言われていますが、このwisdom toothが由来
だとも言われています。
私が調べた限りでは、大体が最初の「昔の日本人の平均寿命に関係してる説」が
多かったですね。