三方不動産株式会社
2020年11月27日
ブログ
お裾分けについて
お裾分けの語源は?
お裾分けの使い方は?
「お福分け」って、ご存知ですか?
今回は、お裾分け(おすそわけ)について調べてみました。
みなさまも、ご存知の通りお裾分けとは、他人から貰った品物や利益の一部などを、
さらに友人や知人などに分け与えることです。
お裾分けは江戸時代から使われている言葉ですが、そもそも語源は何なのでしょうか。
お裾分けの「裾」は江戸時代で着られていた着物の裾のことをいい、自分には特に
必要ないけれど余ったので分けるというのか語源です。
「すそ」とは着物の裾を指し、地面に近い末端の部分というところから転じて
「つまらないもの」という意味があるとのことです。
本来自分のものではないことから、自分にとって「つまらないもの」を目下の人に
分け与えるために使われる言葉なのですね。
基本的に立場が上の人が下の人を哀れんで自分の裾を与えるような意味合いです。
ですので本来目上の人が使うべき言葉なので、立場が下の人が上の人に対して使うのは
とっても失礼になります。
今では同僚や友人、家族など割と近しい人との間で物を分け合う時にお裾分けという
言葉が使われることがほとんどです。
お裾分けは本来目上の人から目下の人に対して言うことなので、目下の人は
使うことができません。
目下の人が目上の人にお裾分けのようなことを言いたい時には、
どうすれば良いのでしょうか。
実は立場が上の人に使う場合は「お福分け」という別の言葉が存在するのです。
実際、お福分けといきなり言われても意味を知らない人がかなり多いことが
予想されます。
私の今までの人生の中でも使ったことのない言葉です。(笑)
あまり知られていない言葉を使って変に誤解を招いてしまうのも面倒なので、
お福分けよりも「つまらないものですが、こちらをどうぞ」と言うと一番
角が立たないと思われます。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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