「戸隠そば」について
戸隠そばの由来
戸隠そばとは?
日本三大そばのひとつ 戸隠そば
長野県長野市の中心部から車で1時間ほどの山間にある戸隠地区が戸隠そばの産地です。
戸隠そばは岩手県のわんこそば、島根県の出雲そばと共に、日本三大そばの一つと
されているそばです。
今回は、そんな戸隠そばについて調べてみました。
もともと「戸隠(とがくし)」の名は、「天照大御神(あまてらすおおみかみ)が、
高天ヶ原の天の岩戸に隠れたとき、天手力雄命(たじからをのみこと)が、
その岩戸をここまで投げ飛ばし、世に光を取り戻した。」との伝説によります。
古くから修験道場や戸隠流忍者の里としても知られていて、戸隠そばの始まりは、
戸隠霊峰で修行をしていた修行僧たちがそば粉を常時持ち歩き、そば粉を水で溶き食べ
ていたことから広まったとされています。
当時はお湯でそば粉をこねる塊状の「そばかき」や団子状にして焚き火で焼いた
「そば餅」が主流でした。
一般的な麺状のそばは「そばきり」と言い、江戸時代頃に始まったとされています。
戸隠そばの特徴として挙げられるのは、
・挽きぐるみ(ソバの甘皮を取らずに挽く)の蕎麦粉を使用すること。
・延すとき、四つ出し(四角く伸ばす)をせず、丸延しすること。
・麺棒は一本のみ。
・水を殆ど切らずに出すこと。
・「ぼっち盛り」と呼ばれる独特の盛り付けをすること。「ぼっち盛り」とは、
一つのざるに5ないしは6束、開口部のつぶれた馬蹄形状に盛る形式をいいます。
・根曲り竹で編まれた円形のざるに盛ること。
・「ざる」であっても海苔がかけられないこと。
・薬味には、今は「信州の伝統野菜」に認定されている地元の「戸隠大根」と呼ばれる
辛味大根を使うこと。
・蕎麦が出てくるまでの間に大抵は自家製の漬物などが供されること。
・天ぷらにはワラビやコゴミといった地元で獲れる山菜類がふんだんに使われること。
(ウィキペディアより)
この夏は、どこへも行けませんでしたが、コロナ禍が終息したら、
「信州そば 食べ歩きの一人旅」をしたいなぁと密かに計画しております。(笑)