浜松市民の1カ月の収入と支出は?
浜松市民の1世帯当たりの年平均1か月間の収入と支出について全国平均と
比べてみました。
家計から見える浜松市民の特徴は??
浜松市の公式ホームページの統計情報から「1世帯当たりの年平均1か月間の
収入・支出」を調べてみました。(平成30年時点)
こちらです↓
まず実収入ですが、勤労者世帯の全国平均558,718円に対して
浜松市は、597,825円とかなり全国平均をかなり上回っています。
「えっ、皆さん高給取りだなあ」と思ったのですが、この金額は2人以上の世帯の
年平均ですから、配偶者やほかの家族の収入、ボーナスなどもすべて含まれるんですね?
ちなみに世帯主の平均年齢は、全国平均59.3歳に対して浜松市の平均年齢は
57.8歳です。勤労者世帯に限って見れば浜松市は48.1歳です。(働き盛り)
次に毎月の消費支出について見てみますと、全国平均287,315円に対して、
浜松市民は316,071円となっています。
勤労者世帯では、全国平均315,314円に対して浜松市は341,560円です。
なんか浜松市民って豊かな生活を送ってるように見えませんか?
我が家に限っては、そんな実感はないですけどね?(笑)
では、支出の内訳を見ていきましょう。
全国平均と比べて目につくのは、住居にかけるお金がずいぶん高いことです。
全世帯平均で、住居費は全国平均16,915円に対して、浜松市は21,665円。
勤労者世帯では、全国18,200円に対して浜松市は25,039円です。
家賃や地代が全国平均の半分くらいにもかかわらず、なぜ高いのかと言えば
設備修繕や維持にかける費用が高いからです。
勤労者世帯では、家賃・地代の全国平均が、12,144円で浜松市は6,541円
と半分くらいで済んでいるのですが、設備修繕・維持費が全国平均6,056円に対して
18,498円と3倍近くもかけています。
都会と比べて持ち家(一戸建て)が多いということもありますが、みなさん自宅を
大切にしていることが表れているように思えます。
それから、自動車がないと生活が不便なことから、自動車関係費が、全国平均より
月額1万円ほど高くなっています。
更に、教育費や教養娯楽費が全国平均より15%近く上回っています。
そしてエンゲル係数は、全国平均よりも下回っているのです。
「エンゲル係数」とは、すべての消費支出合計のうち、食費に何%使ったか、
という割合のことです。
この数字を見れば、支出全体から見て食費が多すぎていないかどうかを確かめることが
できます。
エンゲル係数の全世帯の全国平均は25.7%に対して浜松市は23.2%です。
勤労者世帯では、全国平均24.1%に対して浜松市は、22.9%しかありません。
これらから見えてくる浜松市民の特徴として(私の独断ですけど、、)
食費を節約しても、住宅や教育、娯楽によりお金を使う市民性(?)と言えないで
しょうか?(笑)
最後に貯蓄率も勤労者世帯の全国平均26.6%に対して浜松市は、28.5%と
高いんです。
堅実な方も多いということですね?