浜松市における外国人住民の変化とは?
浜松市 国籍別に見た人口と割合の変化
急増中の国は?
浜松市 これから増えてくる外国人の方は?
令和2年1月1日現在の浜松市の人口は、802,527人となっています。
このうち、外国人住民は、25,640人で、総人口の約3.2%を占めています。
これを中区に絞ってみますと、中区の総人口237,344人に対して、外国人は
9,672人で約4%を占めます。
南区では、総人口102,745人に対して、外国人は4,725人の約4.6%と
なり浜松市7区の中で南区は、一番外国人の割合が高い区といえます。
外国人住民を国籍別で見てみますと、 (2020年)
ブラジル 38%
フィリピン 16%
ベトナム 11%
中国 10%
ペルー 7%
韓国 5%
インドネシア 4%
その他 9%
これだけを見ると、やっぱりブラジル人が多いなという印象だけですが、ここに
大きな変化が表れています。
浜松市では2005年7月1日に周辺市町との大合併が行われ、面積が大幅に拡大し、
人口も増えました。
浜松市における外国人人口のピークは、2008年で33,326人です。
翌年から2015年の20,920人まで減少します。その後、徐々にまた増え始め
ているのです。
この2008年の外国人人口がピークの時の国籍別割合をみますと
ブラジル 58%
フィリピン 9%
中国 9%
ペルー 7%
韓国 5%
ベトナム 3%
インドネシア 3%
その他 5%
というように、外国人の約6割を占めていたブラジル人が約4割にまで減少し
代わりに、ベトナム人やフィリピン人の割合が多くなって来ています。
原因として考えられるのは、国が2009年4月から2010年3月まで
日系人離職者に対する帰国支援事業で帰国費用を負担したことや、リーマン
ショックによる派遣切りや解雇が相次いだことなどが挙げられます。
ベトナム人とフィリピン人の割合が伸びたのは、技能実習生や留学生としての
来日が増えたためと考えられます。
フィリピン人は、この10年間で約1.33倍に増加し、ベトナム人にいたっては
10年間で3.19倍と急増しています。
さらに、まだ少数ですが、急増中なのが、インド・ネパール・タイ・バングラデシュ
マレーシア・ミャンマー・スリランカの6か国です。
私たちも、このような国から来た人たちとうまく共生していくためにも
お互いの文化交流がもっと必要となって来るのでしょうね?
たぶんかどんぐり+ 多文化共生社会をめざす会のホームページを
参考にさせて頂きました。ご興味のある方はこちらから↓
http://tbkdonguri.wp.xdomain.jp/