リバースモーゲージ型住宅ローンが急増!
リバースモーゲージ型住宅ローンとは?
リ・バース60の利用実績が大幅に増加
リ・バース60とは?
住宅支援機構のリリースで満60歳以上の方のための住宅融資保険付きリバース
モーゲージ型住宅ローンが急増しているという記事を読みました。
申請戸数が2019年度は、対前年比で191.8%、2020年度の1月~3月の
対前年同月比でも161%と大幅に増加しているというのです。
従来からある「リバースモーゲージ」や「リースバック」といったものと混同して
しまいがちですが、今回はリバースモーゲージ型住宅ローン「リ・バース60」に
限定してご説明します。
【リ・バース60】は、簡単に言ってしまうと満60歳以上の方向けの住宅ローンです。
毎月の支払いは利息のみで、元金は、本人が亡くなられたときに、
相続人の方から一括して返済いただくか、担保物件(住宅および土地)の売却により
返済するというものです。
詳しくはこちらからどうぞ↓
https://www.jhf.go.jp/loan/yushi/info/yushihoken_revmo/index.html
通常の住宅ローンでは、元本と利息を一緒に返済していくので、月々の返済金額が多く
なってしまいます。
主な収入源が公的年金のみとなりますと、年金という限られた収入の中では
通常の住宅ローンを返済するのも大変ですし、そもそも住宅ローンを組むこと自体も
難しくなります。
手元資金を使ってしまうと、その後のセカンドライフに不安が残ってしまう、
というデメリットもあります。
この悩みを解決すべく、手元資金をある程度残しつつ、年金収入の範囲の中で
安心して返済できる仕組みが「リバースモーゲージ型住宅ローン」です。
融資の窓口は金融機関。住宅ローン契約により住宅および土地に金融機関の担保が
設定されます。
金融機関は住宅金融支援機構と住宅融資保険の契約を結び、契約者の死亡時に
相続人からの一括返済が見込めない場合は、支援機構が金融機関に保険金を支払う
こととなります。
支援機構は担保物件を売却して資金を回収します。なお、契約途中で借り入れ金を
完済したり、死亡時に相続人が一括返済したりする場合は、担保物件である住宅や
土地を売却する必要はありません。
なお、住宅金融支援機構の住宅融資保険【リ・バース60】を活用した
リバースモーゲージ型住宅ローンを取り扱っている金融機関は約60機関あります。
(2020年3月時点)
金融機関によって金利や借入用途、商品性、年齢要件は異なるので、利用時には
確認が必要です。
なんか長くなってしまいましたので、この続きは次回とします。