リバースモーゲージってなんでしょう?
リバースモーゲージ型住宅ローンとの違いは?
リバースモーゲージとは?
リバースモーゲージの仕組みとは?
前回の不動産ブログで「リバースモーゲージ型住宅ローン」を取り上げましたが、
「リバースモーゲージ」との区別をうまく説明できませんでした。
そこで、まずリバースモーゲージとの違いについてご説明をさせて頂きたいと思います。
「リバースモーゲージ型住宅ローン」は、「リバースモーゲージ」と冠がついて
いますが、あくまでも「住宅ローン」です。
資金使途は、住宅関連に限定され、生活資金などに充当することはできません。
生活資金を調達したい場合には、使えません。
ただ「リ・バース60」で返済中の住宅ローンを借り換えると、支払いが利息のみに
なるため毎月の返済を大幅に減額でき、家計に余裕を生み出すことも可能となります。
では、本来の「リバースモーゲージ」とはどういったものでしょうか?
リバースモーゲージとは、自宅を担保に生活資金を借入れし、自らの持ち家に継続して
住み続け、借入人が死亡したときに担保となっていた不動産を処分して
借入金を返済する仕組みのことです。
直訳すると「リバース=逆」「モーゲージ=抵当・抵当権」という意味です。
住宅ローンは、一括で受け取った融資額を月々返済していき、最終的に借入残高が
なくなるのが一般的です。
しかし、リバースモーゲージは毎月、あるいは一括で借入れた分の残高を最後に
まとめて返済する仕組みです。
そうしたことから、「リバース=逆」という名称がつけられています。
リバースモーゲージの特徴としては、以下の3つが挙げられます。
(1)金融機関からの借入れ担保は不動産であるが、返済が契約者死亡後となること
(2)毎月の返済は利息のみ
(3)契約対象者は55歳~65歳以上の高齢者であること
リバースモーゲージ型住宅ローンが、住宅関連に資金使途が限定されているのとは
違い、生活資金やお子さんの結婚資金、旅行、住宅ローンの一括返済など
資金を自由に使えます。
但し、金利は普通の住宅ローンよりも高めですし、対象となる不動産も
例えば路線価格で5万円以上の場所などの戸建てといった制限もあります。
(分譲マンションでも可能な場合もあります)
そして、不動産の担保評価もかなり厳しく査定されますので、実際に借りられる
金額が思ったより低いということもありますよ。
浜松では、大手の都市銀行、静岡銀行さんや浜松磐田信用金庫さんなどでも
取り扱っています。
ご参考に静岡銀行さんの動画がわかりやすかったのでご紹介します。こちら↓
https://www.shizuokabank.co.jp/personal/loan/reverse_mortgage/index.html
次回は、もう少し詳しくリバースモーゲージのメリット・デメリットについて
触れてみたいと思います。