ギグエコノミーとは?
ギグエコノミーについて
コロナ終息後の世界は、こうなる?
ギグエコノミーワークのメリット・デメリット
コロナ後の世界では?
新型コロナウイルスの影響で、急増したテレワークですが、コロナ終息後も、
働き方としてギグエコノミーというものが改めて注目されると予想されているそうです。
ギグエコノミー(Gig Economy)とは、インターネットを通じて単発の
仕事を請け負う就業形態のことを言います。
フリーランスなどの独立請負人といった感じです。
元々ギグとは、ミュージシャン同士が一夜限りで演奏をする、単発ライブの際に
使われていた言葉だそうですよ。
コロナウイルスが蔓延する前から、人出不足を解消する手段や働き方の変化などから
このギグエコノミーが拡大していくと言われていました。
そこにコロナの影響で世界中の多くの労働者が家に留まることに慣れ始めた今、
家計の安定、柔軟な時間の使い方、精神的な安らぎなどに多くの人が気付き始めたと
言います。
特に高いスキルや専門知識を持っている人にとっては、正社員や契約社員で
雇われるより、ギグエコノミーワーカーとしてフリーランスでの仕事を選択した方が
より高い収入が得られるようになると言います。
それを可能にしたのは、インターネット上でギグエコノミーを仲介するサービスが
充実してきたことです。
ウエブを通じて誰でも仕事を受注できる環境が整備されてきました。
Upwork・・・世界で最も有名なフリーランスウエブサイト
グラフィックデザイナー、プログラマーなど多くの業界で活用
年間1200万人以上のフリーランサー、500万人のクライアント
300万人以上のフリーランスの仕事が登録されています。
他にも、FiverrやPeoplePerHour・Toptal・99designsなどが世界トップ5の
オンラインマーケットプレイスです。
企業側からしても、正社員の雇用と比べてコストが抑えられたり、人出不足の
解消や高いスキルを提供してもらえるというメリットがあります。
しかし、同時にデメリットとして、社内に十分な知識や技術の蓄積ができない、
労働環境によってはコンプライアンス面での問題が発生することもあります。
労働者にとっては、企業の縛りから逃れ、自由に労働環境を選ぶことができたり
自分の好きな仕事もできるなどのメリットがあります。
その反面、労働法の保護が受けられない、また高いスキルがない人にとっては
逆に企業から安い賃金で使われるということにもなりかねません。
このような課題も山積していますが、中・長期的にみれば今後は、このような
働き方が主流となっていくように思えます。
新型コロナウイルスの影響で否応なしにテレワークが進んでいますが、すでに
コロナ後の世界を考えて行動している人が多いということですね?