成人式について
成人式の歴史
始まりは青年祭?
今日1月15日は、オジサンの感覚としてはちょっと前?まで成人式でした。
2000年から1月の第2月曜日が成人の日にあてられるようになった訳ですが、
1月15日の成人の日が終わってから、もう25年も経つのにびっくりです。
それまでは、20歳=成人でしたからわかりやすかったですよね?
今は成人が18歳、でもお酒やたばこは20歳から、、、そして成人になる18歳で
成人式はやらない。
浜松市でも佐久間・水窪地区以外は、1月12日に「はたちの集い」という
成人式?みたいなものが開催されました。
なんですかねぇ、なんかビシッとケジメみたいなものが曖昧になったような気がするのは
自分だけでしょうか?
調べてみますと、成人式のルーツは奈良時代(平安時代末期とも)の「元服」です。
堂上家以上の公家は冠、武家やそれ以下の身分では冠の代わりに烏帽子を着用したと
言われる儀式です。
(中世以降は混同されて烏帽子を用いても加冠といい、近世には烏帽子も省略されて
月代を剃るだけで済ませたとも)
年齢も12歳頃から16歳頃に行われるなど幅があったようです。
近年のような成人式のはじまりは、終戦の翌年、昭和21年(1946年)11月22日から
3日間行われた「青年祭」が起源と言われています。
当時戦争で敗北となり明日への希望が見出せずにいた若者を勇気づけようと、
埼玉県蕨(わらび)市の蕨第一国民学校で蕨町青年団が中心となり開催したものらしい
です。
それが徐々に広まっていき1948年には、政府が「成年式奨励令」を発令し、
全国的に成人式の開催を推奨し現在のような形になったそうです。
だから、海外などのように18歳や21歳の誕生日にパーティーを開催するという形では
なく地域の市民ホールみたいなところにみんな集まって市長がお祝いを述べるという今の
成人式の形はこの始まり方があったからなんでしょうか?
なぜ成人の日を1月15日に定めたのかは、元服の儀を新年最初の満月に行う風習があり
それに由来しているためだという説があるようですよ。