令和6年度 宅建試験合格発表!
2024年度の宅建試験の合格点は?
宅地建物取引士とは?
先週の11月26日に2024年度の宅地建物取引士の合格発表がありました。
不動産に関係していない方は、宅地建物取引士ってなに?という人もいらっしゃるかも
知れませんので一応解説しておきます。
ウイキペディアによりますと、宅地建物取引士とは、、、
"宅地建物取引業法に基づき定められている国家資格者。
宅地建物取引業者(一般に不動産会社)が行う、宅地又は建物の売買、交換又は貸借の
取引に対して、購入者等の利益の保護及び円滑な宅地又は建物の流通に資するよう、
公正かつ誠実に法に定める事務(重要事項の説明等)を行う、不動産取引の専門家で
ある。"
もう少し簡単に言いますと、土地や建物など不動産の取引に関する実務および法律上の
専門知識を持ち、公正な取引が行われるようチェックする国家資格者のことですね。
毎年10月の第3日曜日に試験が行われ、11月下旬に合格発表があります。
今回の合格者は44,992人で、注目の合格ラインは、50問中37問以上正解した方
(登録講習修了者は45問中32問以上正解した方)、合格率は18.6%でした。
今年の37問以上という合格ラインはかなり高いと思いますが、それでも
合格率18.6%は凄いと思います。
みなさん優秀なんですねー。
この合格ラインというのは、一定ではなく得点上位者25,000~40,000人前後または
合格率が15~17%前後になるよう調整し、その点数が合格ラインとなります。
因みに令和5年試験までのここ10年の平均合格ラインは34.6点、5年だと35.6点と
なっています。
だから今年の合格ラインは高いと言えるのです。
100点満点なら74点以上取らないといけないんですよ?(笑)
私も今を遡ること37年前に宅建免許を取りました。
その頃の合格率は確か13~15%くらいだったと記憶しています。
覚えているのは私は合格ラインと同じ点数、つまりギリギリの合格だったと
いうことですね(笑)
もしあの時合格していなかったら、また違う人生を歩んでいたかも知れないと思うと
良かったのか悪かったのか、、。今さら詮無いことですが。