侍タイムスリッパー
自分が観た映画紹介
斬られ役 お見事!
先週末、久しぶりに観たいと思う映画があり、TOHOシネマズサンストリート浜北へ
行ってきました。
その映画は、「侍タイムスリッパー」と言います。
ご存知の方も多いと思いますが、まだ知らない方のためにTOHOシネマさんの
書いた紹介文?あらすじ?を抜粋しますと、、、
”時は幕末、京の夜。会津藩士・高坂新左衛門は、密命のターゲットである長州藩士と
刃を交えた刹那、落雷により気を失う。
眼を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所。
行く先々で騒ぎを起こしながら、江戸幕府が140年前に滅んだと知り愕然となる
新左衛門。
一度は死を覚悟したものの、やがて「我が身を立てられるのはこれのみ」と、
磨き上げた剣の腕だけを頼りに撮影所の門を叩く。
「斬られ役」として生きていくために…。”
これだけでも観に行ってみようかと思うかもしれませんが、私が興味を引かれたのは
この映画が自主製作であり、今年8月に池袋シネマ・ロサの1館のみの上映から
はじまり口コミやSNSを中心に人気が出て公開から1か月半で、上映規模は150館以上
に拡大、興行収入は1億5,000万円を突破し、すでに海外映画祭への出品も決まっている
という成り上がり?振りが気に入ったからです。
安田淳一監督は脚本・編集など1人で11役以上をこなし、製作費の2,600万円は
2,000万を自腹で支払い、残りの600万円は補助金でカバー。
完成時、銀行口座の残高はわずか7,000円だったそうです。
正直、この映画が2,600万円の製作費で作られたとは思えないほど完成度の高い
映画だと思いました。
あまり言ってしまうとネタバレになってしまいますので控えますが、
時代劇に対する思い入れや幕末の武士の日本を思う気持ちなども随所に散りばめられて
いて、涙あり笑いありの良い映画でした。
脚本も面白いですし、主人公の目力がなんとも凄い!
侍タイムスリッパーの公式HPはこちらです↓
まだ上映していますので、ご興味のある方はお早めに劇場へ(1日1回のみの上映
です)