2024年10月28日
不動産コラム
2023年度戸建注文住宅の顧客実態調査 その2
住宅生産団体連合会の「2023年度戸建注文住宅の顧客実態調査」の結果報告続き
建てた注文住宅の平均像は?
前回の不動産ブログの続きです。
先週のブログでは、注文住宅を建てた人の平均像を取り上げましたが今回は、
建てた注文住宅の平均像を見ていきます。
・建築費は4566万円(昨年度より342万円増)
・建築費の1㎡単価は37.0万円(昨年度より2.8万円増)
・土地代を含む住宅取得費は6681万円(昨年度より311万円増)
・延べ床面積は123.5㎡(昨年度より0.1㎡減)
・自己資金は2047万円(昨年度より132万円増)
・借入額は5859万円(昨年度より386万円増)
・借入金の年収倍率5.10倍(昨年度より0.02ポイント減)
これらの調査結果をまとめますと、「自己資金が増えたものの、建築費が上昇している
ために、建物の延床面積を小さくして、自己資金や借入金を増やして対処している」
ということが言えるかも知れません。
また用地取得方法別では、「古屋解体・新築」は5,236万円(昨年より474万円増)
「買い替え」は4,893万円(同253万円増)、「土地購入・新築」は4,199万円
(同317万円増)となっています。
ついでに住宅購入を検討する上で特に重視した点については、「住宅の間取り」が
62.4%と断トツでした。
次いで「地震時の在宅の安全性」(50.0%)、「住宅の広さ」(37.6%)、
「住宅の断熱性や気密性」(34.9%)、「収納の多さ、使いやすさ」(25.7%)の順と
なっています。
間取りを重視する点は昔からですが、住宅の広さや収納の多さ以上に、耐震性能や
断熱性能を重視する顧客が多いということが近年の変化だということです。
住宅生産団体連合会のHPはこちらです↓
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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