日本パスポート保有率は?
日本のパスポートについて
パスポートは、6人に1人?
数年前の当ブログで、日本のパスポートは世界最強だという記事を書いた記憶が
あります。
改めて調べなおしてみますと、、、
イギリスの調査会社「ヘンリー&パートナーズ」が、世界各国のパスポートを比較した
「パスポートの世界ランキング」というものがあります。
これは国際航空運輸協会(IATA)のデータをもとに、199カ国・地域のパスポートに
ついて、事前のビザ申請なしで渡航できる国・地域の数を比較したものです。
それによりますと2024年のランキングは、、
1位:日本
1位:フランス
1位:ドイツ
1位:イタリア
1位:シンガポール
1位:スペイン
2位:フィンランド
2位:韓国
2位:スウェーデン
3位:オーストリア
3位:デンマーク
3位:アイルランド
3位:オランダ
日本のパスポートは、ビザなしで渡航できる国・地域が世界227のうち194で
フランスやドイツ、イタリア、スペインのEU加盟国4か国とシンガポールに並んで
やっぱり今も世界トップなんです。
しかし、その最強パスポートを持っている我々日本人のパスポート保有率が
年々低下しているそうです。
コロナ前の2019年の23.8%と比べますと現在は約17%だそうです。
つまりパスポート保有率は、おおよそ6人に1人しか持っていないということに
なります。
海外のパスポートの保有率を見てみますとアメリカは、50%以上、韓国は、約40%。
台湾は、約60%です。
いかに日本のパスポート保有率が低いのかお分かり頂けると思います。
その原因としては、もちろんコロナや円安が大きな要因でしょうが、もっと根本的に
「外国に興味がない」「海外に行きたいとは思わない」という若者が増えているの
だそうです。
数字を見ても2019年には出国日本人が2008万人いたのですが、2023年は
約962万人と半数以下に落ち込んでいます。
円安で海外旅行が高価なものになってしまったということが一番大きいと思いますが、
それでも若者にはどんどん海外へ行って外から見た日本、日本人というものを
肌で感じてもらいたいと切に願います。
これからの日本を背負っていく若者に期待してますから。