三方不動産株式会社
2024年10月07日
不動産コラム
住宅ローン 最長何年?
フラット50の条件は?
返済期間が長くなるメリットデメリット
住宅ローンの返済期間といえばフラット35に代表されるように最長35年というのが
15年前までは主流でした。
しかし、不動産価格の高騰などを受けて返済期間を更に長く取るフラット50と
いう商品が出ると、民間金融機関も返済期間を最長50年とする銀行が増えてきました。
ただ当たり前ですが、年齢制限があり誰でも50年間のローンが組める訳では
ありません。
フラット50の場合ですと申込時の年齢が満44歳未満の方(親子リレー返済を
ご利用の場合は、満44歳以上の方も申込み可)となっています。
また年齢制限が80歳未満となっていますので、50年かけて返済する場合は申込時の
年齢が30歳未満である必要があります。
返済期間を長くすることで得られるメリットとしましては、毎月の返済額を抑えられる
ため、手元に残る資金が増える点が挙げられます。
そして月々の返済額が少なくなれば、住宅ローンの審査にも通りやすくなります。
都心の不動産価格が上昇している現在ですと、好立地の不動産を購入して
毎月の返済額を抑えておき5~10年ほど住んだ後に売却すれば、売却益を得られる
可能性もあります。
反面デメリットとしましては、フラット35と比べて金利が高いことです。
そして総返済額が高くなります。
おおよそのシュミレーションでは、仮に3000万円を借り入れた場合
フラット35では毎月の返済額8万円、総返済額約3,390万円のところ
フラット50では、毎月の返済額6.9万円、総返済額約4,150万円となります。
(もちろん金利やボーナス返済金額などによっても変わりますが1例です。)
人生100年時代とか言われますが、働き方や世界情勢が今後どう変わるかわかりません
し、くれぐれも慎重に考えてご判断ください。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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