マンション販売にメタバース活用
野村不動産の取り組み
現地へ足を運ばなくても24時間いつでも
メタバースについては、みなさんご存知の方も多いと思いますが、一応ご説明しますと
「インターネット上に構築された仮想空間」のことですね?
メタバースでは現実世界と同じようにさまざまな建物が立ち並び、ユーザーは自身の
分身である「アバター」を使って、好みの服や靴などのアイテムを着用したり、
自由に空間内を散策したり、他のユーザーとコミュニケーションをとったりして
楽しむことができます。
メタバースの代表的な活用法としては、ゲームが挙げられます。
メタバースゲームの特徴としては、三次元の仮想空間でリアリティと没入感のある
プレイを体験でき大人数のユーザーが同時に参加することも可能です。
私はゲームをやりませんが、想像するだけでも臨場感があって楽しそうです。
そんなメタバースをマンション販売につなげようと考えたのが野村不動産です。
分譲マンション販売において、物件単体でメタバース空間を導入するのは初となります。
先月出されたプレスリリースから抜粋してご紹介します。
導入されたのは、来年11月に完成予定のプラウドタワー相模大野クロスです。
”この取り組みでは、相模大野駅北口からプラウドタワー相模大野クロスまでのエリアを
メタバース空間で再現しました。
空間内には、物件情報が分かる掲示板や動画を設置し、お客様ご自身がアバターとなり
匿名で街や物件の情報収集を行うことが可能です。
本取り組みにより、お客様が街・物件をより鮮明にイメージできる他、ご契約状況や
気になった点を電話や来場を経ずに確認できるなど、気軽に情報収集を行える
きっかけづくりを行ってまいります。”
つまり、お客様は匿名で、物件や街に関する情報収集が 24 時間いつでもどこでも
可能になり、相模大野駅からプラウドタワー相模大野クロスまでのエリアに関して、
立地や土地の情報、建物のコンセプトや共用部・専有部についての情報を
居ながらにしてわかってしまうということです。
いつかこのようなものが出てくると予想していましたが、「ついに」という感じ
ですね。
今後は、このような取り組みが売買だけではなく賃貸へも広がっていくかも知れません。
野村不動産のプレスリリースはこちらです↓
https://www.nomura-re-hd.co.jp/cfiles/news/n2024021602374.pdf