カルピスの元となった飲み物は?
カルピスのルーツは?
「初恋の味」から「カラダにピース」
カルピスを知らない人は、おそらくこの国にはいないのではないでしょうか?
我が家でも、娘が毎日のように牛乳で割って飲んでいます。
私は、ペットボトルの濃い味のカルピスを時々飲みますね。
調べてみますとカルピスが誕生したのは、1919年7月と言いますから
もう100年以上の歴史があるんです。
私が子供の頃は、「初恋の味カルピス」なんてCMをやっていたように記憶しています。
今は、「カラダにピース」ですか?
この「初恋の味」のキャッチコピーが出来たのも1922年の新聞広告だということ
ですから、カルピスの歴史は凄いです。
余談ながら、戦時中は陸軍でもカルピスは飲まれていたそうですよ。
カルピスの生みの親は、三島海雲(かいうん)という方で、元々は教師を
なさっていたようです。
学校の先生だった三島氏が、なぜカルピスを作るようになったのか?
なんとも言えないあの甘酸っぱいカルピスの味は、どこから来たのか?
その答えは、カルピスのホームページ内にありました。
そこから一部抜粋してご紹介します。
"中国で教師をしていた後、日華洋行という雑貨商の事業を行なうことになりました。あるとき、仕事で北京から内モンゴルに入った海雲は、そこで「カルピス」の原点である酸乳と出会いました。当地の遊牧民たちが毎日のように飲んでいた酸っぱい乳をすすめられるまま口にしたところ、そのおいしさと健康効果に驚きを受けました。長旅ですっかり弱っていた胃腸の調子が整い、体も頭もすっきりしてきたのです。その酸っぱい乳が乳酸菌で発酵させた“酸乳”だったのです。"
詳しくはこちらです↓
カルピスの原点は、モンゴル遊牧民が飲んでいた酸乳だったんですね?
ちなみに「カルピス」の名前の由来は、「カルシウム」とサンスクリット語の
「サルピス」(最上の味という意味)を組み合わせてつくった造語だそうですよ。