三方不動産株式会社
2024年01月26日
ブログ
1と一と壱? なぜ壱を使うのか?
大字について
1万円をこう書き換える?
ご祝儀袋や香典袋には、10000円ではなく壱萬円と書いたり、参萬円と書いたり
することがありますよね?
不動産業界でも、時々このようなむずかしい?字を使うことがあります。
このような壱、弐、参というような漢字を「大字」(だいじ)というそうです。
これを使うのは、漢字の書き間違い、読み間違いを防ぐためで、701年の
大宝律令にもすでに使われていたそうです。
今では、書き間違い、読み間違いを防ぐためというよりも、改ざんを防ぐ意味合いの
方が強いかも知れませんね?
例えば、「一万円」という字に縦棒|を入れると「十万円」に、横棒を入れると
「二万円」、横棒二本で「三万円」、更に器用な人は「五万円」にも書き直せる
かも、、(笑)
そのため商業登記規則では、縦書きをするときは、「壱、弐、参、拾」の文字を
用いなければならないと定められてるそうです。
戸籍法でも、年月日を記載するには、壱、弐、参、拾の文字を用いなければならない
決まりだそうです。
そう考えますと、それ以外の四や六、七、八、九などは書き直しができませんものね。
などと思っていましたら、これもまた違うんです。
1から10まですべての数字に大字はありました。
1 = 壱
2 = 弐
3 = 参
4 = 肆
5 = 伍
6 = 陸
7 = 漆
8 = 捌
9 = 玖
10 = 拾
私も調べてみて初めて知りました。
確かに壱、弐、参、伍、拾以外の大字を今までの人生で使ったこともありません
でしたし、7が漆と書くなんて、、、4なんて見たこともない漢字です。(笑)
いやー、勉強になります。
このブログを書くことは、仕事の一環でもありますが、私自身のためにもなりますね。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
不動産の売却や土地活用でお悩みの方は、ぜひ一度お問い合わせください!
また、不動産を購入しようかどうか迷っている方、
ポータルサイトや他社サイトでも気になる物件がございましたら、お気軽に
ご相談ください。