三方不動産株式会社
2024年01月23日
ブログ
自動販売機の投入口
コイン投入口には、なぜたて型とよこ型があるのか?
求められるのはスピード?それともスペース?
みなさんも毎日のように利用されている自動販売機。
駅のキップ自動販売機、コインパーキングの支払い機、缶ジュースやタバコなどの
自動販売機等、日本には様々な自動販売機があります。
その自動販売機のコイン投入口には、タテ型とヨコ型があることにお気づきでした?
「言われてみればそうかな?」と言った感じでしょうか?
では、タテ型投入口の自動販売機と言われたら、なんの自動販売機を思い浮かべま
したか?
おそらくキップの券売機を思い浮かべた方が多いのではないでしょうか?
なぜキップの自販機は、たて型の投入口なのか?
たて型に求められるのは、スピードだからです。コインを入れてから切符が
出てくるまでのスピードが早ければ早いほど多くの人を待たさなくて済みます。
たて型ではコインが転がりながら落ちるため、識別装置に入るスピードが早くなります。
しかし、その分、識別能力も優れたものにしなくてはいけないために大型で高価な装置が
必要となるのだそうです。
対してよこ型は、コーヒーやジュースなどの自動販売機に多く使われています。
こちらに求められるのは、スピードよりもスペースです。
縦タイプに比べゆっくり落ちるため、識別装置に入るまで時間はかかりますが、
缶ジュースに並んで買うようなことはあまりないため、スピードは求められません。
ですので装置を小型かつ薄型のものにすることができ、本体ではなく扉側に識別装置の
収納が可能となり、ジュースなど商品を入れるスペースが大きく取れるという訳です。
このように求められる用途によって、自販機のコイン投入口の使い分けが
なされています。
投入口の向きひとつでも、考えられているんですねー?
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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