浜松　オルガン坂

オルガン坂命名の由来とは？

オルガン坂と検索しますと、東京の渋谷にあるオルガン坂がたくさん出てきます。

渋谷の東急ハンズ近くにあるオルガン坂は、周辺にレコード屋を中心に機材屋、

ライブハウス、ナイトクラブなどの音楽関係の店が多かったところからオルガン坂と

命名されたそうです。

しかし、浜松にもオルガン坂はあるのです。

しかもこちらはもっと由緒正しい（？）命名なのです。

浜松のオルガン坂は、グランドホテル浜松に至る坂がそう呼ばれています。

隣のいなんば前には、オルガン坂と書かれた標識？もあります。

この命名の由来は、山葉風琴製造所（現在のヤマハ株式会社）が、日本で初めて

オルガンを製造した場所だからだそうです。

そのため、工場があったあたりにオルガン山、オルガン坂という地名が付けられた

ということです。

1888年（明治21年）頃、浜松市菅原町の廃寺の庫裏を仕事場として、山葉風琴製造所

の看板を掲げたのは、ヤマハ創業者山葉寅楠（やまは　とらくす）さんです。

ちょっと長いですが、浜松・浜名湖だいすきネットに当時の山葉さんと河合さんの

オルガン製造に至るまでのお話が載っていますので、ぜひ読んでください。

こちらです↓

https://hamamatsu-daisuki.net/industry/greatmen/greatmen01.html

医療器械の修理工として浜松を訪れていた山葉寅楠さんが、浜松尋常小学校

（旧浜松市立元城小学校）の校長先生から一台のオルガンの修理を依頼されたのが

オルガン製造、ピアノ製造、そして楽器の街浜松のきっかけになったとは、、。

なにが人生を変えるきっかけになるのか、本当にわかりませんね？