浜松　天空の秘境？夏焼集落

夏焼集落とは？

みなさんは、天竜区水窪町にある「夏焼集落（なつやきしゅうらく）」という場所を

ご存知でしょうか？

山の斜面にへばりつくようにして建っている集落で、周辺の集落のほとんどは、

佐久間ダムの建設に伴い、湖底に沈んだのですが、夏焼集落はこのような山の斜面に

あったため、そのまま残されました。

夏焼集落は、２０１５年に最後の住人が引っ越して以降、無人の廃集落となっています。

それが、今、一部マニア（？）の間で、「天空の廃集落」とか「天界の秘境」

「神秘の集落」などと言われ人気になっているとか、、。

興味のある方、行ってみますか？

最寄り駅は、JR飯田線の大嵐駅（おおぞれえき）という無人駅で、そこから

夏焼第二隧道を1.2kmほど進んだ先にあるそうです。

夏焼集落は、１５９５年頃に没落した知久氏の子とその従者が、熊谷氏の仲介により

この地を譲り受け、集落を作ったと伝わっているそうです。

現地には、放置されたモノレールや車などがあり、神社もあります。

集落へは夏焼第二隧道という、地元の住人からは通称「おばけトンネル」と呼ばれて

いる真っ暗なトンネルを通って行くようですから、ちょっとしたスリルも

味わえそうです。

また、集落から見下ろす天竜川は、なかなか壮大で勇壮な景色が広がります。

最後に、夏焼という名前は、その昔、毎年４月に焼畑を行ったため「夏焼」と

名付けられたと伝わっているそうですよ。

もっと詳しい情報が欲しい方は、「夏焼集落」で検索するといろいろと

出てきます。

YouTubeでもいくつかありましたので、そちらをご覧になるのもいいでしょう。