団信ってなに？

団信とは？

マイホームを購入する時は住宅ローンを組むのが一般的です。

この際、借り入れの条件として加入するのが「団体信用生命保険」いわゆる「団信」と

いうものです。

団信とは、住宅ローン専用の生命保険です。

住宅ローンの返済期間内に、万一のことがあった場合に、その時点での住宅ローンの

残高を、死亡保険金として金融機関に支払うことで、住宅ローンが清算できます。

借り入れしている人に万一のことがあってその後返済が滞ることは、金融機関に

とっても避けたい事態ですので、ほとんどの住宅ローンでは団信に加入することが

借り入れの条件になっています。

ということで「契約者・保険金の受取人」は金融機関で、住宅ローンを借り入れる人

「被保険者」となります。

住宅ローンの契約者が”死亡または高度障害状態”になった場合、未返済分の金額が

生命保険会社から金融機関へ直接支払われるという仕組みです。

 
金融機関が契約者となりますので基本的に団信の保険料は、金融機関が負担しますが、

団信の保険料相当額は住宅ローンの金利に含まれていると思った方がいいでしょう。

例外として、住宅金融支援機構が取り扱っている「フラット35」は、団信への加入が

任意になっています。

団体信用生命保険には、基本補償「死亡+高度障害状態」のほかに、がん団信や

３大疾病保証プラン、健康状態に不安があっても加入できるプラン、ペアローン希望者

向けのプランなどもありますので、金融機関の聞いてみましょう。

団信には、審査があり持病などがあって団信に加入できない場合もあります。

その際は、「ワイド団信」など、疾病や持病があっても加入しやすいよう、条件が

緩和された団信を使いますが、住宅ローンの金利に保険料相当分年0.3%の金利が

上乗せされるケースが一般的です。

健康状態によっては、通常の団信に加入できない場合はこのように負担が大きくなり

最悪の場合は、住宅ローンの借り入れを見送られる場合も出てきますので

ご注意ください。