三方不動産株式会社
2023年10月23日
不動産コラム
最近の住宅は、なぜ窓が小さいのか?
窓についてのメリットデメリット
将来の家は、どうなるのでしょう?
近年新築された住宅を見てると、とても窓が小さく、全体的に見ても窓が少ない住宅が
増えていることに気が付きます。
私の家の近所にも、南面に窓が全くなく壁だけというお宅もあります。
せっかくの南面をと個人的には思いますが、当然なんらかの理由があるのでしょう。
一般的に窓が小さく少なくなっているメリットとしましては、、、
1.断熱性が良くなる
2.デザイン性が良くなる
3.プライバシーが確保できる
4.建築コストを抑えられる
などの点が挙げられると思います。あとは、窓がないと家具の配置も楽かも知れません。
では、デメリットとしましては当然ながら、、、
1.採光性が悪くなる
2.通気性が悪くなる
高気密高断熱住宅というものがより重要視され、通気性や採光性を機械でカバー?
(太陽光発電や24時間換気システムなど)しようという風に私には思えてなりません。
特に建築資材価格が高止まりしている昨今では、メーカー側も建築コストを抑え
太陽光などの設備にお金を使ってもらい利益率を高めたいところでしょう?
最終的には、建てる方の好き嫌いの問題だと思いますが、カッコいいという理由だけで
購入するのだけはお勧めしません。
またプライバシーの確保ということが重要視されてきますと。土地選びも
南面道路が必ずしも有り難がられないようになってくるかも知れません。
南面道路に接している家というのは、どうしても前の道を通る人の目が気に
なりますので、プライバシーの確保と採光、通気性という相反するものを
いかにうまく設計するのかということが大切でしたが、近年のような住宅が
増えてくるのであれば、南面道路に接しているために価格が高い土地のメリットと
いうものも再考するべきかも知れませんね?
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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