宅急便と宅配便の違いは?
宅急便と宅配便は、何が違うのか?
「魔女の宅急便」は、大丈夫?
暑さのせい?で、ネタが思い浮かびません(笑)
冷房の効いた部屋で、シャンパンでも優雅に飲みたいものですねー。
今回はそんな訳でご存知の方も多いと思われる「宅急便」と「宅配便」の違いに
ついてご紹介します。
宅急便と宅配便の違いとは、、?
商品を早く届けてくれるのが、「宅急便」で、普通に届けてくれるのが「宅配便?」
違いまーす。
答えは、、、
宅急便は、通称「クロネコ」をトレードマークにしているヤマト運輸が提供する
宅配便サービスの商標なんです。
同社の親会社であるヤマトホールディングスの登録商標がなされています。
つまり「宅急便」とは、“ヤマト運輸株式会社が提供している宅配便サービスの
商品名”となります。
ということは、宅配便は、宅配サービス業者が提供している“荷物を指定の場所まで
届けるサービスの総称”になるんですね。
ちなみに、佐川急便の場合は「飛脚宅配便」、西濃運輸は「カンガルー宅配便」、
福山通運 は「フクツー宅配便」トナミ運輸の「パンサー宅配便」などをそれぞれの
ブランド名としています。
ここで、ジブリファンの方はお気づきでしょうか?
「魔女の宅急便」ってヤマト運輸の商標登録を使ってて大丈夫なの?って、、。
実は「魔女の宅急便」には原作があり、児童向けの小説として映画公開以前から
販売されていました。
そのときもタイトルは「魔女の宅急便」でした。
作者や出版社は、「宅急便」という言葉がヤマト運輸が商標登録している言葉だとは
知らず、また本は法律上商標登録の対象ではないため、ヤマト運輸側も
特に忠告することはなかったそうです。
しかし、映画化となると別です。
タイトルを変えるという案もあったようですが、映画製作者側が、どうしても
「宅急便」という言葉を使いたいという意向が強くヤマト運輸との間で話し合いが
持たれました。
結果的にヤマト運輸にスポンサーとして協力してもらうということで、この問題が
解決されたということです。
考えてみますと、この映画の大ヒットのおかげで「宅急便」という言葉を世間に
大きく浸透させることができたのではないでしょうか?