外国人の賃貸トラブルについて
外国人の賃貸トラブルで多いのは?
なぜトラブルが起こるのか?
外国人入居者からすると、、、
今回は、2023年3月30日のスーモジャーナルさんの"外国人の賃貸トラブル
TOP3「ゴミ出し・騒音・又貸し」、制度や慣習がまるで違う驚きの
海外賃貸実情が原因だった!"という記事が興味深かったので、一部抜粋したり
参考にしたりしてご紹介します。
賃貸アパート入居後の外国人のトラブルトップ3は、「ゴミ出し」「騒音」
「又貸し」だといいます。
まずゴミ出しは、日本のように細かくゴミの分別をしている国は意外と少なく、
ゴミの分別に慣れていない人が多いようです。
外国の人からすると日本のゴミ出しは「分別が複雑でむずかしい」「自治体ごと
にルールが違う」ということになります。
日本より細かく分別する習慣があるのは、ドイツくらいだとか、、。
アメリカでは、「普通ゴミ」「生ゴミ」「資源ゴミ」「粗大ゴミ」の4分類で、
それぞれ決められた曜日に家の前に置いておくだけというのが一般的みたいです。
ベトナムでは、ホーチミン市以外では、ゴミの分別という概念がない地域が
多く町にあるゴミ回収ボックスになんでも入れてOKなようです。
騒音”については、文化の違いや家のつくりが関係しているようです。
日本人は自宅を「ゆっくり静かに過ごす場所」と考えている人が多いようですが
海外では自宅を社交場の一つとして「友人や知人を招いて楽しくおしゃべりする
場所」だとする考え方が一般的である国も少なくありません。
「又貸し(転貸)」は契約で禁止される場合がほとんどですが、
外国では定期借家契約が多いために、移転などの理由で契約期間が残ってしまう
場合、知り合いに又貸しすることが当たり前の国や地域もあるので、
やってはいけないことだと知らない人も多いそうです。
このように文化や習慣の違いなどの理由からトラブルは発生しますが、
外国人の方も悪意をもってやっている場合は少ないのかも知れません。
言葉の理解が得られないこともあるかも知れませんが、根気よく誠意を
もってお互い分かり合えるように接していきたいものです。
スーモジャーナルさんの記事はこちらです↓