「静岡」という名前の由来
静岡県の名前の由来について
静岡市役所の碑、語源由来辞典、静岡県HPから
静岡の静は、賎だった?
このブログをやっていなかったら、永久に「静岡」という名前について
考えることはなかったでしょう。
そういう意味では、このブログを書くことは私のためにもなっていると言えます。
ということで、ブログネタを探している時に思いついた「なぜ静岡県という
名前がついたんだろう?」です。(もう困れば何でもアリです。笑)
まずは、静岡市役所本館前にある碑には、、、
”静岡の由来
明治二年(1869)廃藩置県を前にして駿府または府中といわれていた地名の改称が藩庁で協議された 重臣の間では賤機山にちなみ賤ヶ丘といったんは決まったが藩学校頭取の向山(むこうやま)黄村(こうそん)先生は時世を思い土地柄を考えて静ヶ丘即ち「静岡」がよいと提案され衆議たちまち一決同年六月二十日「駿州府中静岡と唱え替えせしめられ候」と町触れが達せられた 以来百有余年富士を仰ぐふるさと静岡の名は内外に親しまれ県都として今日の発展を見るに至った
ここに市制施行九十周年を迎え黄村先生の遺徳を敬仰しゆかりの地藩庁跡に市名の由来をしるす
昭和五十四年四月一日 静岡市”
とあります。
いま一つわかりにくいですので、もう少しわかりやすく書かれているものを
見つけました。
”静岡の地名は、藩名の「静岡藩」に由来する。
静岡藩は「駿河府中藩(駿府藩)」と呼ばれていたが、「府中」は「不忠」に
通じることから、静岡浅間神社の裏手にある「賤機山(しずはたやま)」に
因んで改称された。
当初は「賤機山の丘陵」の意味から「賤ヶ丘(しずがおか)」が予定されていた
が、「賤」は「賤しい(いやしい)」に通ずることから嫌い、「静」の漢字を
使って「静岡」になった。”(語源由来辞典から)
最後に静岡県のホームページには、、、
”府中という地名はたとえば駿河府中、甲斐府中のように特定の地名を表すと
言うよりも、むしろ地方の拠点をあらわす名称です。
明治2年、新政府はこのまぎらわしい名称を避けるため、駿府藩に対して府中と
いう地名の変更を命じてきました。
藩内で検討した結果、「静、静城、静岡」の3つを考案し、政府に報告しましたが
このうち「静岡」が採用され、6月の家達の藩知事任命の際、初めて使用
されました。なお、「シズオカ」の「シズ」は賤機山に由来すると言われています”
ということで静岡という名前は、賎機山(しずはたやま)からとったというのは
間違いなさそうですね。