三方不動産株式会社
2023年04月20日
不動産コラム
空き家を賃貸に出すと、、
空き家を賃貸に出すときに気を付けたいこと
賃貸のメリット・デメリット
総務省の平成30年住宅・土地統計調査によると、1998年から2018年までの
20年間で、空き家の総数は576万戸から846万戸と1.5倍に増えているそうです。
親から相続して現在空き家になっている不動産をお持ちの方も多いと思います。
自分で住む予定がなければ、次に考えるのが賃貸に出そうか、売却をしようかと
いう2択だと思います。
物件の立地条件や建物の傷み具合にもよりますが、賃貸に出せば入居者が
見込めそうということで賃貸に出した場合のメリット・デメリットを
見てみましょう。
まずメリットとしましては、、
・家賃収入が得られる
・人が住むことによって、老朽化が軽減できる
(不法侵入、放火、倒壊、景観悪化などのリスクも防げる)
・思い出の実家を売らなくてもいい
・将来的に自分が住むこともできる
こんなところでしょうか?
では、デメリットとしては、、
・賃貸に出すにあたってリフォーム費用が掛かる(設備の交換や間取り変更等)
(入居者が入れ替わるごとに原状回復費用が掛かる)
・入居者とのトラブルの可能性あり
(家賃滞納、設備不良、近隣とのトラブル、植栽管理など)
・入居者募集や空室リスク、申告などの手間がかかる
特に、人に貸すということは、大きな責任も伴います。
旧耐震基準で建てられた建物をそのまま貸して、万一災害が起きて入居者が
ケガをしたり亡くなられた場合には莫大な損害賠償請求される可能性もあります。
また見落としがちですが、1度でも人に貸してしまうと空き家特例が
使えなくなるということもあります。
空き家特例については、長くなりそうですので、次回の不動産ブログで
やろうと思います。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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