三方不動産株式会社
2023年04月07日
ブログ
SOSは、もう使わない?
SOSは、なんの略なのか?
最新の遭難信号は?
Save Our Ship?
緊急事態に使われる「SOS」。もともとは、海上で遭難した時に船舶から救助を
求める際に使われる遭難信号でした。
それが影響しているのか、「SOS」というのは、「Save Our Ship」の略語だ
と思われている方もいらっしゃるかも知れません。
実は、「SOS」は略語ではなく無線電信で、遭難を伝えるモールス符号なんです。
モールス信号で送打電しやすい信号パターンだということです。
SOSをモールス符号にすると「・・・---・・・」となります。
「トントントン、ツーツーツー、トントントン」となるのでしょうか?
単純にこのモールス符号が覚えやすく、遭難した時など緊急時にも打ち間違いが
少ないことから採用されたそうです。
SOSは、1906年に開催された第1回万国無線通信会議から、100年以上の歴史が
あります。
しかし最近の自動化・デジタル化の波は歴史あるSOSにも押し寄せ、
新しい遭難信号(Global Maritime Distress and Safety System: GMDSS) に
とって代わられたのです。
GMDSSとは、インマルサット衛星通信設備および非常用位置指示無線標識装置
などの高度な電子技術により自動化、デジタル化された機器を使用し、
確実かつ簡易な送受信を可能とする通信体制だそうです。
GMDSSは、1992年(平成4)2月1日から運用が開始されており、1999年2月までに
すべての船舶に設備され、船舶の遭難現場が衛星通信などにより、
確実に通報されるようになったのです。
これにより、1906年(明治39)に制定されたモールス信号によるSOS通信も、
その役目を終えました。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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