空き家バンク創設？　静岡県

空き家バンク創設の新聞記事から

8月4日の静岡新聞朝刊にこのような記事が出ていました。

”県は7月末に、空き家の活用を促進するため「県版空き家バンク」を創設し、

登録する空き家の募集を始めた。

建物の延べ床面積120平方m以上や農地付きなど広めの物件を登録対象にすることで、

首都圏など県外からの移住希望者の活用を促す。

　県は本年度、空き家バンク創設に合わせ、空き家への引っ越し費用と、建物の

劣化状況などの調査費用を補助する制度を新設した。

同バンク掲載の空き家に引っ越しする際、引っ越し費用として県外移住者は

最大20万円、県内移住者は同10万円を助成する。

建物調査費用は空き家所有者に対して10万円程度を全額助成し、購入を検討する人が

建物の状況を事前に把握できるようにする。 　

8月末に登録情報が閲覧できる専用サイトをオープンする予定。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（静岡新聞8月４日朝刊一部抜粋）

この記事を読んだ私の正直な感想は、「今さらまた空き家バンク？」です。

建物インスペクションに助成金が出るものは新しいと思いますが、

これまでも「空き家バンク」ってありませんでした？

例えば、これ↓

https://akiya-bank.shizuoka.fudohsan.jp/

上のホームページを見て頂くとわかると思いますが、決して活発に活用されているとは

言えない状況です。

浜松市などは、市町が登録する空き家物件が一つも載っていません。

空き家バンクというより、普通の不動産情報サイトと同じですよね？

だから、わざわざ「県版　空き家バンク」の創設ってことでしょうか？

今度は、上手くいきますように期待します。