下駄は、どこへ行った?
下駄の日とは?
下駄生産量日本一は?
かつては、静岡県が下駄生産日本一だった?
今日7月22日は、「下駄の日」だそうです。
雑学ネタ帳の今日は何の日から抜粋しますと下駄の日とは、、
”全国木製はきもの業組合連合会が制定。
「7」は下駄を作るときの寸法に「7寸7分」という数字が使われたことから。
「22」は下駄で歩くとその跡が「二」に見えることから。
下駄のよさを見直してもらうことが目的。
伊豆長岡観光協会では、11月11日を「下駄の日」としている。
下駄は日本の伝統的な履物で、「下」は地面を意味し、「駄」は履物を意味する。
その呼び名は戦国時代に成立したと推測され、それ以前は「アシダ」と呼ばれていた。
道路が舗装されていなかった時代には、雨などが降って道がぬかるむと、草履などでは
ぬかるみに足が埋まってしまったが、高さのある下駄は、ぬかるみに埋まりにくかった
ため重宝された。”
ということだそうです。
私が若い頃は、中村雅俊さん主演の青春ドラマで中村さんがジーンズに下駄を
履いていてかっこよかったのを覚えています。
私もそれを真似て下駄を持っていたのですが、いつの間にか捨ててしまったようです。
考えてみればいつの間にか、下駄を履いている人を見かけなくなりましたね?
昔は、カランコロンと音をたてながら歩く姿を見かけたものですが、、。
調べてみますと、履物消費支出のうち、1952年には 約25%と最大比率を占めて
いた「下駄」がその後サンダルに取って代わられていきました。
ところで、1950年代初頭は、静岡県が下駄の生産量日本一だったそうですよ。
2番目が広島県で、その当時はこの2県だけで全国シェアの約45%に達していた
そうです。
現在は、広島県福山市が下駄生産量日本一で、日本下駄の約4割を占めています。
松永下駄は「安価な大衆の下駄」として全国に広がり,機械化による大量生産で
1955年(昭和30年)頃のピーク時には年間5,600万足の全国一の生産量を誇っていた
といいます。
最近では夏まつりの時くらいでしか下駄を見かけることは少なくなりましたが、
なんか寂しいですねー。